「3泊4日!社会問題解決型!掛川修学旅行」無事開催!!
開催してから時間が経ってしまいましたが、掛川市で高校生の修学旅行事業がスタートしました。
株式会社学研さんと掛川市、キウイフルーツカントリーで連携している事業です!
今までは海外へ実際に行って社会問題に触れる修学旅行が企画されていましたが、このコロナ禍では海外への渡航は困難であったり、改めて日本の良さを見直す機会作りとして、国内修学旅行にシフトチェンジ!そこで掛川市が社会問題が学べる有益的な修学旅行地域として選抜されました!
掛川市と言えば「お茶」ですが、そのお茶産業が衰退傾向にあります!担い手不足や、高齢化、耕作放棄地の増加などなど課題はたくさんあります。10年後には、今ある茶園の素晴らしい景観が消えてしまうことが懸念されています。
そこで修学旅行を通じて将来を担う若者たちに掛川市に来ていただき、このお茶問題に対して新しいアプローチを提案していただき、相互の発展につなげることが目的です。
4日間の中では、掛川市の有益的な資源となる観光地や農家さん、製茶産業さんへの視察!掛川市のお茶振興課さんから掛川茶への現状課題を学ぶといった、どっぷり掛川市について知ることができるスケジュール。
最終日には、3日間でまとめた集大成を掛川市役所お茶振興課さんや農家さんへ課題の解決策を提案するため、プレゼン発表!
4グループに分かれての話し合いの中では、有力な解決策や若者の考えるお茶視点に、受け入れ側の私たちも学びの多い内容に!
アイデアの一つを紹介すると、日本全国のお茶や特徴、ストーリーを検索できるウェブページがないことが判明し、お茶の産地やブランド、製品を検索できる「Ochapedia※お茶ペディア」を開設したい!日本全国のお茶を宣伝しながら、お茶産業が共に活性化し、お茶地域ごとに協力できるアイデアはとても刺激的でした!
今回の修学旅行で、学生さん達が現状を見ながら学びを得たことはもちろんですが、受け入れ側が、掛川市の良さや、お茶の可能性について新ためて気づかされたことは大きな収穫でした。
今後この修学旅行事業は継続していき、日本全国へのアウトプットが出来る仕組みにつなげていけるきっかけになると良いです。
(見学した製茶工場)
(今後なくなってしまうかもしれないきれいな茶園)
(頑張って発表する学生さん:プレゼンは野外の畑の中でやりました)